共創パートナー募集中の開発テーマ

電池の劣化状態を可視化する

リチウムイオン二次電池の
特性解析Webサービス

こんな方におすすめ

  • 電池の特性解析データを活かして、新たなソリューション・アプリを開発したいとお考えの企業様
  • 電池の特性解析データを活かして、新たな価値を共創したいとお考えの企業様

「リチウムイオン二次電池の
特性解析Webサービス」について

「リチウムイオン二次電池の特性解析Webサービス」は、企業様側で取得いただいたリチウムイオン二次電池の充電データをムラタにお送りいただくだけで、電池の特性、劣化状態、抵抗上昇要因などの解析結果をAPIで得られるWebサービスです。

本Webサービスで採用している充電曲線解析法は、電池の充電中に得られる電圧変化(充電曲線)を解析することで、電池容量、内部抵抗、電池内部の状態などの情報を取得する評価手法です。充電中に取得した充電データ(ロギングデータ)をムラタに送信するだけで、電池の特性や劣化状態を短時間かつ高精度に把握することが可能です。
さらに本Webサービスでは、この充電曲線解析法に、ムラタが長年にわたり蓄積してきた電池材料・電池設計に関する知見を組み合わせております。これにより従来よりも幅広い用途での活用が期待できるとともに、電池のデータを活用した各種アプリケーションやソリューションを容易に開発することができます。

電池の特性・劣化診断イメージ
電池の特性や劣化状態の解析データを取得可能
※画像はお客様側でのご活用イメージです。
解析結果をグラフ化するアプリケーションは提供していません。
特性解析Webサービスの全体像
電池劣化の解析アルゴリズムを構築することなく
アプリケーションやソリューションを迅速に開発できる

「リチウムイオン二次電池の
特性解析Webサービス」の特長

  • 特長

    精度の高い電池解析データと劣化の安全性判定によって信頼性の高い製品の開発に貢献

    充電中の電池の電圧変化(充電曲線)を解析する充電曲線解析法と、ムラタ独自の知見を組み合わせることで、正極容量や負極容量の減少、正極と負極の充電バランスずれなど、電池の内部状態や劣化メカニズムを示す様々な情報を、高い精度で得ることができます。
    また、上記の解析結果をもとに、電池の劣化状態の安全性を評価できる機能の開発を現在進めています。これが実現すると、安全でない電池の排除につながるため、信頼性の高い製品・サービスの設計・提供への貢献が期待できます。

    得られる電池の特性・劣化データ 電池容量、内部抵抗、正極容量・負極容量の減少量、正極と負極の充電バランス ※得られる電池の特性・劣化データは一例になります。詳細はお問い合わせください。

    「安全な劣化」「不安全な劣化」を判断し、電池の安全性を把握できる機能を開発中

    さらに解析の結果を基にした電池の放電シミュレーション(放電レートごとの放電曲線推定)も提供できます。
    このデータはEVなどの航続距離・駆動時間推定などへの活用が可能です。

    フリックしてご覧ください
    充電データの解析により、電池の放電シミュレーション(放電レートごとの放電曲線推定)も可能
  • 特長

    低コストで導入可能

    ムラタが管理するサーバーに電池の充電データを送信いただくと、ムラタが充電データを解析し結果を返送します。
    充電データを用意し送信するだけで解析結果を得ることができるので、利用者側での大規模な測定機器などの専用設備や、解析のための装置の導入は不要です。これにより低コストかつ迅速な導入・測定・解析が可能となります。

  • 特長

    アプリ・ソリューション開発を促進するAPI・各種支援の提供

    解析データはAPIで受け取れるので、様々なアプリケーションやソリューションで活用できます。
    また、開発においては必要に応じて電池の解析デモ、解析レポートのご提供や、得られた解析結果の解釈、活用支援も実施させていただきます。
    ※解析結果をグラフ化するアプリケーションは提供していません。

  • 特長

    様々な種類のリチウムイオン二次電池に対応可能

    充電曲線解析を行うためには、正負極が材料ごとにどう化学反応するかについての情報が必要となります。
    ムラタは各種電池材料のデータ・知見を保有しており、これらを活用することで、世の中に存在する大半の正極、負極種のリチウムイオン電池を解析することが可能です。

    解析できる主な電池の種類
    ※その他の電池の解析可否についてはお問い合わせください。
    電極 主な電池の種類
    正極種 NCA、NCM、LFPなど
    負極種 グラファイト、SiOコンポジットなど

「リチウムイオン二次電池の
特性解析Webサービス」の活用例

本Webサービスで得られる解析データは、例えば以下のようなアプリケーションやソリューションの開発に活用することができます。
これにより電池・電動モビリティ・EVの利便性改善を図れます。

航続距離の予測

電池の劣化状態を考慮した航続可能距離・駆動時間を推定し、「思わぬ電池切れ」を抑制するための、EV・電動モビリティ向けアプリケーション開発への活用が期待できます。

電池の安全性・リスク評価

電池劣化に伴うリスクの可視化や、劣化した電池の安全性評価、電池のリスクを考慮した保険料算定といったサービスへの活用が期待できます。

電池の残寿命・残価値の評価

電池の状態を正確に解析できることから、残寿命評価や中古EV・蓄電池の価値算定を行うサービスの開発への活用が期待できます。

バッテリーパスポート

取得した解析データを、バッテリーパスポートなどのデータソースとして用いることで、電池の素性をユーザーや第三者が把握しやすくなると期待できます。

よくあるご質問

電池の充電と同時にデータを取得し、充電完了後数秒で解析が完了します。

電池の専門知識は不要です。導入方法や、解析結果の活用方法に関しては、ぜひご相談ください。

充電中の電圧変化(充電曲線)を解析する手法で、電池容量や内部抵抗、および電池の内部状態についての情報を得ることができます。充電曲線解析法の一般的なメリットは以下と考えられます。
  • 充電器、充放電装置などがあれば解析に必要なデータが得られるため、高額な診断機を新規導入する必要がない
  • 電池の劣化メカニズムと関連する様々な情報が得られることから、劣化メカニズムに基づいた電池の管理を行いやすくなる
  • 電池の原理(正負極の化学反応)に基づく評価手法であるため、大量の履歴データを用いた推論モデルの構築が不要。また、解析のロバストネスも確保しやすい

劣化が「安全な劣化」か「不安全な劣化」かを判断できるため、火災リスク低減や再利用可能性の評価、安全対策の立案に役立ちます。

市場に存在するほとんどの種類のリチウムイオン二次電池を解析可能です。EV用電池、電動二輪車用電池、蓄電システム用電池など幅広い用途でご活用いただけます。

特別な設備は必要ありません。既存の電池やハードウェア、データベースやシステムをご活用いただけると考えます。導入方法に関しては、ぜひご相談ください。

「リチウムイオン二次電池の特性解析Webサービス」に
関するご相談

これからのクリーンエネルギー活用・社会課題解決に向けた当社との共創に、
ご興味・ご関心のある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※当商材は開発品であるため、仕様は事前の告知なく変更される場合があります。

開発者の声

開発者たちの画像
  • 村田製作所
    技術・事業開発本部 新規事業推進2部

    柳原 明日輝(やなぎはら あすき)

    電池の管理や取り扱いには注意が必要で、高度な知識や経験が求められます。当社の提供する電池の解析技術を使えば、正確に、簡単に、電池の状態を正しく把握することができ、安心して取り扱うことができるでしょう。電池は長く安全に使われるべきだと考えています。ムラタの技術を通じて、よりよい社会をつくるお手伝いができれば幸いです。

お知らせ

お問い合わせ

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※当商材は開発品であるため、仕様は事前の告知なく変更される場合があります。