2025年度選考結果発表
最終選考の結果、2025年度の受賞団体を決定しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
“ムラタのハードをあなたの武器に。”を掲げた本プログラムでは2025年度も、
社会や産業の変化を見据えた、多様な視点からのアイデアを多数ご提案いただきました。
厳正な審査の結果、最優秀賞2団体、敢闘賞4団体を決定しました。
今後は最優秀賞の皆さまとアイデアの実現に向けた共創を進めてまいります。
選考結果
最優秀賞
味覚低下は人間の食べる喜びを失わせ、QOLを著しく低下させます。
私たちは確率共振電気刺激の技術を用いて味覚を向上させ、味覚が低下した方が食べる喜びを取り戻せるようなデバイスを開発しています。
味覚低下を改善し食の楽しみを回復する確率共振電気刺激による味覚向上ウェアラブルデバイス
北海道大学・YAMAMORI
「日本の林業をもっと賢く、もっとスマートに」。
日本の林業が直面する問題をテクノロジーによって解決することを目指します。森林資源の管理/調査のための技術を開発しています。
林内自律航行ドローンによる森林調査の無人化・自動化プラットフォーム
敢闘賞
ExHは、液体金属接点を主たる技術とし、AI化によるモビリティの自律駆動と電池技術の進歩により必要とされる、急速充電インフラ用の還元機構付スイッチ等の開発行っています。
AI化ドローンに対する急速充電ネットワークの構築
2025年に埼玉県八潮市で発生した大規模道路陥没事故は、日本のインフラ老朽化対策の大きな転換点になりました。eロボティクスは「光ファイバーとセンサの組合せによる下水管内環境マッピングシステム」を開発しています。
光ファイバーと小型硫化水素濃度センサを用いた下水管路内硫化水素濃度測定手法の開発
株式会社クラウドセンス
現行のクラウド型胎児妊婦モニタリングシステムは多くの電極・配線を有しており、24時間装着に適していません。クラウドセンスはパッチ式のWearable Deviceの開発により、より安全で安心な出産を提供します。
クラウド型胎児妊婦モニター用無線電極の開発
地域インフラの課題解決に取り組む、⼤阪⼤学の「住⺠と育む未来型知的インフラ創造部⾨」発のスタートアップ。市町村参加型「⼟⽊せんせい」を基盤としたニーズ起点の事業開発で、維持管理の選択肢を増やします。
インフラ構造物の予防保全を実現するマルチセンサIoTモニタリング「Monita」
審査委員総評
株式会社村田製作所
代表取締役副社長
岩坪 浩
今回のKUMIHIMO Tech Camp with Murataにも、前回を上回る多くのご応募をいただき、誠にありがとうございました。いずれのご提案からも、村田製作所の技術・ハードウェアと掛け合わせることで、広がる新しい可能性を感じることができました。
最終審査では、書類選考を通過した6組よるプレゼンテーションを実施しました。いずれも非常に白熱したプレゼンテーションとなり、審査員の間でも評価が大きく分かれました。その結果、今回の最優秀賞に選ばれた2組は、それぞれ異なる強みと高い可能性を備えた提案であり、優劣をつけることが難しかったことから、これまでにない例として最優秀賞を2団体選出することを決定しました。
KUMIHIMOに期待しているのは、多様な知や技術が交わることで、新たな出会いや気づきが生まれ、そこから新たな価値創出へとつながっていくことです。今回の審査でも、多様なアイデアや視点が交わることで活発な議論が生まれ、それぞれの技術や研究の可能性をあらためて実感する機会となりました。
KUMIHIMOは、日本で4回、ブルガリアで2回開催してきました。今年度はシンガポールでも初開催するなど、共創の取り組みをグローバルに展開しています。今後も、企業や研究機関との新たな出会いを生み出し、ともに価値を創出する場として、KUMIHIMOを継続してまいります。
ムラタは人々の生活を豊かにする社会価値の創造をめざし、志やビジョンを共有しながら長期的なパートナーシップを築ける共創パートナーを求めています。ムラタとの共創にご関心のある方は、ぜひお問い合わせください。